《開催しました》チーム対抗!お茶摘み選手権2026
埼玉県上尾市の矢島園で2026年5月30日(土)、体験教室「チーム対抗!お茶摘み選手権2026」を開催しました。今回は、小学生15人が参加。茶摘み衣装に着替え、体験教室がスタートしました!
はじめに、主な産地や成分など、「お茶」について教わりました。〝先生〟は矢島園の皆さん。緑茶や紅茶、ウーロン茶は、どれも同じ茶葉から作られていることを知ると、キッズから「知らなかった」「味は違うのに同じ葉っぱ⁈」という声があがりました。
「狭山茶」の産地である埼玉県は、国内産地の中では北の方に位置します。国内生産量は、生産面積や収穫回数の多い静岡県・鹿児島県が合わせて約80%を占めるのに対し、埼玉県は約2%なのだそうです。狭山茶、貴重ですね。
矢島園の皆さんは、「みんな、寒いと服をたくさん着るでしょう?茶葉も同じ。北限の方で育つ狭山茶は、葉が肉厚に育つことが特長のひとつです」と話ながら、茶葉の摘み方や紅茶をいれる時のポイントなどを教えてくれました。



茶畑で、お茶摘みミッション!
いよいよ畑で〝お茶摘み〟です。「きょう作るお茶は、誰にプレゼントしようかな、じぶんへのご褒美かな、などと考えながら摘んだり揉んだりしよう。きっとおいしくなるよ」という掛け声のもと、キッズは茶畑へ。「カテキンチーム」「カフェインチーム」「アミノ酸チーム」の3グループに分かれて茶葉を摘みます。
今回のミッションは、1人40グラムの茶葉を集めること。製茶に適した若い葉を「一芯二葉」の状態で摘むこと。量が多過ぎてもいけません。
実際に畑に入ると、最初はどの茶葉を摘めばよいのか戸惑う様子も見られましたが、矢島園の皆さんに教えてもらいながらキッズは少しずつコツを習得。慣れてくると、みんな夢中になって上手に茶葉を摘み取りました!



世界に一つだけのお茶作りに挑戦
摘んだ茶葉は、一人ひとり計量。茶葉の量を記録し、チームごとにまとめます。茶葉をていねいに水洗いし、一人分ずつ蒸します。加熱されたばかり茶葉は、しんなりとキレイな緑色です!少し冷ましてから、葉の水分を飛ばすようにしっかりと揉んでいきます。
水分を含んでいた茶葉は、だんだんと小さくなっていきます。途中、先生に確認してもらいながら、数回かけてレンジで乾燥させていきます。揉み続ける作業は想像以上にたいへん。疲れた様子を見せるキッズもいましたが、最後まで諦めずに取り組んでいました。
みんなが一生懸命に茶葉を揉んでいると、会場にお茶の良い香りが広がりました。キッズの手も、お茶の香りでいっぱいです!
茶葉が乾燥してくると、パリパリという音が聞こえ始めます。さらに揉み込んでいくと、普段見慣れている「お茶」の形に。じぶんが作ったお茶を誰に飲んでもらいたいか考えながら、キッズは世界に一つだけのお茶に仕立てていきました。
お茶を入れるパッケージもじぶんで作りました。イラストやメッセージを色とりどりに描いた、オリジナルデザインのパッケージです。完成したお茶を封入して、世界に一つだけのお茶が完成です!



試食タイム。茶葉を食べてみました!
飲むだけでなく、食べてもおいしいお茶。今回は、茶葉の天ぷらをみんなでいただきました!チームごとに、塩と合わせた茶葉(玉露)をすり鉢でゴリゴリとすります。玉露塩でいただく天ぷらです。
初めて食べるというキッズも多く、興味津々。カラッとサクサク、普段は野菜が苦手な子も「おいしい!」と話しながらパクパクと食べ、あっという間になくなりました。
新茶の時期に楽しめる逸品です。お茶の魅力を再発見する時間となりました。もちろん、見学されていた保護者の皆さんにも召し上がっていただきました!


チームで協力!お茶当てクイズ
テーブルに、3種類のお茶が並びます。キッズは、お茶の色や味、香りを確かめ、茶葉の形を観察しながら、「お茶当てクイズ」にも挑戦。チームごとに相談しながら答えを決めたところ、みな見事に当てることができました!
ちなみに、水出しでゆっくりいれたお茶はカフェインが少ないので、寝る前などにおすすめとのこと。熱い方がカフェインが出るそうです。



お茶の仕事に就いた「先輩」の話も
矢島園の新入社員・山崎さんは、埼玉県出身。お茶の仕事に就いたきっかけを話してくれました。「祖父母がいつもお茶を飲んでいました。元気の秘密はお茶なのかなと思ったら、お茶のことを知りたくなって」と、静岡県の学校へ進みお茶の勉強をしようと決めたそうです。
「今日の体験を通して、もっとお茶を知ってもらえたらうれしい」と山崎さん。キッズと年齢が近い山崎さんから、じぶんの将来について考える機会となるような貴重なお話を聞くことができました。
じぶんで作ったお茶を発表!
最後に、キッズはお茶摘み・お茶作りの感想や、じぶんで作ったお茶を「誰にプレゼントしたいか」を発表しました。
「家族にプレゼントしたい」
「おじいちゃん、おばあちゃんに飲んでほしい」
「友達と飲みたい」
などと、心のこもった発表がたくさんありました。味もパッケージもオリジナル。世界に一つだけのお茶は、どんな味がするでしょうか?
優秀賞はどのチーム?技術賞は?
いよいよ優秀賞チームの発表です。今回、優秀賞に選ばれたのは「カフェインチーム」!
クイズの回答や矢島園の方々からところどころで出されたお茶についての質問、摘んだ茶葉の量など、総合的な活躍が評価されました。
さらに今回は、山崎さんが選ぶ「技術賞」も発表。山崎さんは3つのグループを回り、キッズが茶葉を揉み乾燥させていく様子を観察していました。
さらに参加賞として、全員にソフトクリーム引換券がプレゼントされました!お茶の味を冷たいソフトクリームでも味わえます。
まとめ
「日頃飲むお茶はどのように作られるのか、実際に体験してほしい」とスタートした体験教室。茶の木から生まれる様々なお茶のこと、狭山茶のことなどを知り、キッズは茶葉の香りや味、色などを体感しました。太陽のもとに育つ茶葉をじぶんで摘み、製茶しました。
お茶の仕事に就いた社員の方の声を聞くこともでき、普段何気なく飲んでいるお茶が、多くの手間と想いによって作られていることを知る時間となりました。
矢島園の矢嶋春恵さんは、「甘みを感じる成分、アミノ酸が入っているお茶はリラックス効果があります。リラックスシーンを日々取り入れてほしい。香りや味を感じてほしい」と話しました。
埼玉のお茶の香りや形、味、色などを体感する機会となりました。矢島園の皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
キッズの声
・お茶ができるまでのことを知ることができてよかった。
・お茶は全部違う木からできていると思っていたけれど、同じ木からできていることを知って面白かったです。
・茶葉の水分を取る作業が一番たいへんでした。家に帰って飲むのが楽しみです!
・お茶を作るのは思っていたよりたいへんだったけれど、楽しかったです。
・たくさん摘んだのに少ししか残らなくてびっくりしました。
・お茶の葉の天ぷらやお茶塩を食べることができてすごくよかったです。緑茶が好きになりました。
・お茶を一から作ることができてうれしかった!
・またいろいろなお茶を作ってみたいです。
・なかなかできない体験ができてうれしかったです。また参加したい。
保護者の声
・子どもたちは、大好きなお茶を自分たちで作れたことをとても喜んでいました。また開催されたら再挑戦したいと言っています。
・ 収穫や茶葉作りだけでなく、オリジナルパッケージ作りやクイズ、お茶当て体験など、ドキドキやワクワクがたくさん詰まったプログラムでした。
・初めて会ったお友達とも和やかな雰囲気で過ごすことができ、とても良い経験になりました。
・翌日、家族で子どもが作ったお茶を飲みながら体験の話を聞きました。大変な思いをして作ったお茶は特別においしかったようです。
・親子でお茶についての学びを深めることができました。これまであまり煎茶を飲まなかった子どもも、自分で作ったお茶を喜んで飲んでいます。
・ なかなかできない貴重な体験で、親子ともにとても楽しい時間を過ごすことができました。・ たくさん葉を摘んだお子さんはたくさん持って帰られたようでした。
講師紹介
埼玉を中心に展開するお茶の専門店。本社・上尾市。日本茶をはじめ、抹茶や和菓子など幅広い商品を取扱う地域に根ざしたお茶のお店です。長年にわたり培ってきた知識と品質へのこだわりを大切にしながら、お茶の魅力や文化を多くの方々へ伝え続けています。

| 推奨学年 | 小学3年~中学2年 |
|---|---|
| 定 員 | 15名 |
| 参加費 | 子ども1人 2,200円(税込) |
| 開催日時 | 2026年5月30日(土)13:00~16:00 |
| 場 所 | 株式会社 矢島園 〒362-0058 埼玉県上尾市上野35 アクセス:上尾駅西口より平方小敷谷循環[ぐるっとくん]にて「上野北」下車 ※駐車スペースが少ないため、公共交通機関をご利用ください |



