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《開催しました》 誕生!馬と話すキッズ&ときがわ野菜

2025年10月25日、馬が暮らすときがわ町で、動物がいることで生まれる「循環」を楽しく体験する「ときがわで馬と歩く!土を歩く!」の秋編を開催しました!

■前半は、さつまいも掘りと「ときがわ弁当」を堪能

前半は、春に植えたさつまいもを収穫。春編に参加した皆さんが植えた「紅はるか」です。みんなで馬ふん堆肥をすき込んだ畑で育ちました。畑での「先生」は、農園「晴耕雨読」の橋本さん。日頃から、馬ふん堆肥を活用していろいろな野菜をときがわ町で育てています。

橋本さんは、会社員を経て農業を始めたこと、現代の食料自給のことなどについて、宮沢賢治「アメニモマケズ」を引用しながら説明してくれました。

「宮沢賢治さんは1日に玄米を4合食べていたようですが、今の人たちは1人あたり1合程度。では、お米以外の食べ物はどこで作られている?外国から買っていることも多いよね。じぶんが口にする食べ物がどこからやってくるのか、調べてみるのもおもしろいよ」などと話しました。

小雨が降る中にもかかわらず、参加キッズははりきって畑へ。まず、さつまいものツルを切り、畝の両側を慎重に掘ります。次に一株ずつやさしく土を掘っていくと、根でつながったさつまいもが顔を出します。慎重に掘り過ぎて、まるで「発掘調査」のようなキッズも!保護者の方には、スタッフが初夏に植えた大豆も収穫していただきました。

今年の8月は雨が少なかったため、全体的に細いさつまいもが多く、特に馬ふん堆肥が少なかった土からは、より細いさつまいもが出てきました。堆肥の効き目が、目に見えてわかります。掘り上げたさつまいもは、お持ち帰り。後日、春の参加キッズにも発送します!

ランチは、農園「晴耕雨読」さんの野菜も入った「ときがわ弁当」をいただきました。作ってくださったのは、同町のLagom café・新井さん。〝牧場の馬ふん堆肥が農園で活用され、育った野菜を調理し、今みんなで食べられること〟を説明してくれました。メニューは、にんじんと鶏肉のミートボール、じゃがいもとかぼちゃのサラダ、ナスとピーマンの煮浸し、小松菜のナムル、大根葉のツナマヨ和え、黒米入りごはんです!

■後半は馬とコミュニケーション、一緒に歩きました!

競走馬や観光馬として活躍した馬が暮らす養老牧場「ときがわホースケアガーデン」では、代表の鈴木さんから、馬の体格や性質などについていろいろ教えてもらいました。馬はとてもデリケート。真後ろに立つと、馬は怖がってしまいます。キッズは、馬の鼻の近くにそっと手の甲を差し出して、ごあいさつ。馬が手の匂いを嗅いで安心したら、キッズは馬の首を撫でます。さらに鈴木さんは、「馬の肘はどこだと思う?親指ってある?」などと、馬の体格について教えてくれました。

キッズは、馬のおやつ「にんじん」をあげました。ちなみに馬のごはんは、アルファルファというマメ科の植物とブラン(ふすま)です。前半に畑で収穫したさつまいものツルと葉は、牧場で暮らしているヤギのおやつになりました!

キッズは、いよいよ馬と一緒に歩くことに挑戦。リードを手に持ち、「さあ、一緒に歩くよ」「左に曲がろう」「ストップ!」などと、馬に指示を出します。はじめは恐る恐るだったキッズも、しっかりと一緒に歩くことができました。最後に、一人ずつ小型の馬・ミイナちゃんの背に乗り、ゆっくりと歩きました!

10月に天馬になったミスティーには、祭壇で手を合わせました。鈴木さんは、「おいしい野菜のランチを食べたり、収穫したさつまいもの葉をヤギにあげたりしたね。暮らしの中でいろいろなことが回って、生きていることを体感してもらえたかな。これからも、身の回りを見渡した時、そこに馬や動物がいたらどうかな?って、考えてみてほしいです」と話しました。閉会後、牧場で暮らす烏骨鶏が生んだという卵をプレゼントされたキッズも。大事に卵を持って帰りました。

参加された皆さま、「先生」の皆さま、ありがとうございました!

推奨学年小学1年~中学2年
参加費1人2,200円(昼食代、施設利用費等)
開催日時2025年10月25日(土)11:00~15:00
場  所テ奥畑ふるさと農園(ときがわ町大字西平1848番地外 )
ときがわホースケアガーデン(比企郡ときがわ町西平877−1)

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