初級編!クリエイターと3Dゲームを作ろう

キッズが3D空間にドミノ装置「メタゴラスイッチ」を作る「初級編」が2026年11月24日、大宮Bibliで開催されました。「先生」は、狭山市の3D空間制作企業・Vircreの市川さん。教室にはパソコンが1人1台ずつ用意され、参加したキッズは「1人でじっくりメタゴラスイッチを作る!」ことを目的に挑戦しました。
はじめに自己紹介。少し緊張した空気のなか、名前と学年、好きなキャラクターを伝え合いました。今回の体験で使う3D空間編集ツール「PLAYCANVAS」と、マウスの操作方法について、市川さんからレクチャーも。ズームインやズームアウト、3D空間内での視点移動を繰り返しながら、キッズは新しい世界に慣れていきます。


「PLAYCANVAS」は、ゲームを作るエンジンの一つです。マウスをぐるぐる回すと、3D空間もぐるぐる回ります。初級編では、赤、青、黄色のボックスを空間内に配置し、つかんで縦に積んでみます。編集画面で高い位置にボックスを移動させ、次に再生画面で見ると、重力に合わせてボックスが下へ落ちてくる様子が見られました。移動し過ぎて、3D空間の中で〝迷子〟になったときの戻り方も教えてもらいました! さらに「バー」を設置します。バーを回転させると、積み重ねたボックスに次々とバーが当たります。じぶんだけの「ダルマ落とし」です。でも、今はまだバーが回っているだけ。市川さんから、「どうしたらもっとおもしろくなると思う?」と声をかけられると、キッズから「バーをもっと速く回してみる」「ボックスの数を増やす」などと、たくさんのアイデアが飛び出しました。みんながそれぞれ工夫を凝らして試行錯誤しながら、じぶんだけのダルマ落としを完成させていきました。


3D空間に慣れてきたら、いよいよドミノ装置作りにチャレンジ。歯車の数値を調整しながらパーツを並べ、キャラクターを前に進ませたり、ドミノの動きに合わせて音を付けたりしました。先生の「いいね!どんどんドミノ装置らしくなってきたね」と声をかけられると、みんな熱中して作品作りに取り組みました。


キッズそれぞれの作品は大きな画面に映し出され、順番に発表しました。「ドミノが倒れない」というトラブルには、他キッズが「ボールの押す力が足りないのかも」「パーツが大きい、小さくしてみたらどうだろう」などとアドバイス。みんなで一緒に考え、さらに工夫を重ねていきます!いろいろな感想や気づきが飛び交い、教室は終始にぎやかな雰囲気に包まれていました。 最後は、さらにじぶんの作品をつくり込む時間です。先生やほかのキッズの意見を受けながら、一人一人が最後の仕上げに没頭!


完成した3Dドミノ装置を全員で鑑賞し、先生から「修了証」が手渡されました。アクセスすればだれもが作品を見られるように市川さんがアップしてくれました(2026年1月30日まで) 能動的に3Dゲームづくりに挑戦したキッズ。約3時間、じぶんなりの工夫を重ねることで、新しい発見やおもしろさを味わうことができた日となったようです!
■参加キッズそれぞれの3D空間はこちら! (アクセス可能期間/2026年1月30日まで)
https://playcanv.as/p/r7ikLll1/
https://playcanv.as/p/X9Lm1qxm/
https://playcanv.as/p/esKlXlCf/
https://playcanv.as/p/yEAAHWxr/
https://playcanv.as/p/v3qXkr38/
https://playcanv.as/p/cGaZPi1D/
https://playcanv.as/p/249BTEm5/
https://playcanv.as/p/BljXwCau/
https://playcanv.as/p/RO7tJ4hu/
| 推奨学年 | 小学校1年生~ |
|---|---|
| 定 員 | 8名 |
| 開催日時 | 2025年11月24日(月祝9:30~12:30 |
| 場 所 | 大宮Bibli |


